履歴書の書き方とポイント

履歴書は人事・面接官が一番最初に見るあなたの情報である

履歴書はあなたの情報を文字で表したものです。あなたのことを知らない企業はまずそれを見てどんな人物なのか判断します。ただ、それだけで採用が左右されるわけではありません。もちろん、適当に書いていては不採用になることがありますので注意してください。

採用に大きく直結するわけではありませんが、履歴書はまじめに書くことをお勧めします。

面接官や人事があなたを採用のレールに乗せて、その履歴書をベースに面接を行います。

履歴書の他にもエントリーシートもありますが、履歴書もエントリーシートと同じくらい力を入れて書くようにしましょう。

あなたの人柄が分かるのです。面接官・人事は数千、数万と見てきています。その中でも少しは記憶に残るような内容にしておけば面接のときに、「あっ、あの履歴書を書いた学生か」といった具合に気にしてもらうことができます。

履歴書を書くときポイントとしては以下の通りです。

  • はっきりとした字で丁寧に、また枠におさまる様に簡潔に書く
  • 志望の動機、本人希望記入欄(自由記入欄)で自分らしさを主張する
  • 提出する会社にあわせて書く内容を変える

学歴や住所などの一般的な情報の他に「志望の動機」や「本人希望記入欄」があると思います。

基本的はこの部分を中心に見ます。ここでまじめに書いてある、かつ、本人の意思がしっかり書かれている、といたことを注意して記入してください。

また、ちょっとしたコツですが、履歴書を出す企業毎に内容を少し変えるという手もあります。

その場合は企業研究をした上で、企業の良さをさりげなく評価してみたり、企業の実績を踏まえた志望動機などにすると目に留まってもらいやすくなります。

エントリーシートで書くような情報と同様の内容で構わないので、まじめに考えて書くようにしましょう。

履歴書は面接への布石

履歴書で書いた内容と面接でのアピールはリンクしているべきです。

面接官は履歴書しか情報を持っていませんが、そこにアピールしたい内容が書かれていると判断します。

面接で話す内容と履歴書に書いてあることが矛盾していると一貫性がない、何がいいたいのか分からないということになりかねません。

エントリーシートでもそうですが、自己分析の上、履歴書を書くべきです。そして書いた内容は自分がアピールしたい内容を簡潔に書くべきで、その後の面接においても同様の内容をアピールしていくべきです。

牧村 和慶

牧村 和慶Kazunori Makimura

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株式会社Crepas 代表取締役
大学院卒業後、複数の大手企業から内定をもらい、大手電機メーカーへ就職。大手通信企業を顧客としてSEや営業として従事。リクルーター活動経験をいかし、IT分野、情報システム企業専門の就活相談ポータルサイト「就活相談室」を立ち上げる。朝日新聞社より、親が就活に介入することについて取材を受けるなど、就活を控えた学生の親御さんからの相談も数多く受けている。

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