自己分析で個性的であるべきか?

あなたの経験は個性であり、あなただけのもの

自己分析で面接突破!内定獲得前回の自己分析が一番大事でもお伝えしたとおり、何より自己分析が大切であると私は考えています。

エントリーシートや面接、履歴書でも自己分析をした上で臨まないと面接官、人事に自分自身が伝わりませんし、面接では何か突っ込まれて答えられずそこで敗退ということも多いに考えられます。

私の後輩でも自己分析ができておらず、矛盾した答えを連発してしまい何を伝えたいのか分からなくなってしまいあっさりと不採用となった例が何度もありました。

でも自己分析をただ行えばよいというものではありません。単純にこんな人です、ということを伝えれば良いというものでもありません。本当は個性的で他にいない存在なんだということをアピールできると良いです。

しかし、なかなかそういった具合に自分だけという特徴が簡単に表現できるものではありません。言葉にすると難しいものです。

そこで、ポイントとしては

  • あなたの経験はあなただけのもの
  • 他人を分析して異なる点をみつける

という観点で考えてみてください。例えば私はリーダーシップがあります、といった分析をしたとして他の人にもそういった分析をして同じようなアピールをしたとしましょう。一見、同じ特徴なのでダメのように見えますが、そうでもありません。

リーダーシップがあると考える理由は何でしょう?経験から裏付けると、それは他人には経験していないようなことがたくさんあると思います。他人にない経験をしているならそれは個性であり、アピールするべきポイントです。

さらに、友人でも良いので他人を分析してみましょう。そうすれば人それぞれまったく違う自己分析となります。他人とは異なるんだという点をアピールできるようにしておきましょう。

あなたの代わりは居ないことを証明せよ

自己分析は何のためにやるのか。あなたの代わりはいないことを証明するためです。あなた自身の特徴を的確に伝えるようにする、その情報から企業は自社に有益であるかを判断します。

あなたの代わりはいません。でも企業の面接官、人事からは同じように見えてしまいます。いくら個性があっても伝えきれないと意味がありません。いくら自己分析をしても個性がないと周りの学生と同じ人です。

上記したように経験はあなただけもの、それを伝えられるのはあなただけです。説得力のある自己分析、明確な経験と分析であなたは周りには居ない特別な人なんだということを伝えましょう。

そのためにも自己分析をしっかり行ってください。そして、なぜそうなのかということを深く掘り下げてください。

このパートと自己分析が一番大事は何度か読み直してください。全ての基本です。

自己分析を行わずして内定ナシです。適当な発言は墓穴を掘ることになります。

牧村 和慶

牧村 和慶Kazunori Makimura

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株式会社Crepas 代表取締役
大学院卒業後、複数の大手企業から内定をもらい、大手電機メーカーへ就職。大手通信企業を顧客としてSEや営業として従事。リクルーター活動経験をいかし、IT分野、情報システム企業専門の就活相談ポータルサイト「就活相談室」を立ち上げる。朝日新聞社より、親が就活に介入することについて取材を受けるなど、就活を控えた学生の親御さんからの相談も数多く受けている。

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