ITスキル・知識は必要ない
一般的にIT企業への就職を目指すなら、ITのスキルが必要だと考えている人は多いと思います。
実は間違いです。ITスキルは必要は無いとはいえませんが、必須ではありません。むしろ必要無いです。なぜか?
ITスキルは日々進化するものであり、一から学んでいく必要があるからです。今、突出して得意であっても日々勉強し続ける必要があります。ITのスキルがなくても問題ありません。勉強すればよいのです。
企業はITスキルを求めていません。ITのスキルが高いからといってポイントがあがるわけではありません。突出して知識がある、ずばぬけて知識がある、何かソフトウェアを作っているなど、企業人並の技術があれば別です。
一方で、それぐらいの知識量でないと採用には至らないでしょう。実務と研究では別ですから。
知らなくてもいいんです。知らないなら率先して勉強して活用してもらえる人のほうが良い、新しいものを吸収・勉強し続けられる人が欲しいのです。知識を蓄えるのに貪欲な人、そしてそれを活用できる人材が欲しいのです。
IT企業で求められる人材
では、どのような人材を求めているのでしょうか。私はメーカーではありますが、IT企業でもありますので、IT系企業のリクルータとしての支援活動経験、社会人経験、IT系SE、営業の観点で求める人材を下記のように考えます。IT系企業のどんな職種にも言えることと思います。
- 何事も最後までやり抜ける責任感のある人材
- 論理的に物事を考えられる人材
- リーダーシップのある人材
- コミュニケーション能力が高い人材
- 知識に貪欲で勉強を怠らない人材
以上の5点が求める人材と考えます。IT企業ならではでは最後の知識に貪欲で勉強を怠らないというところでしょうか。上記したようにIT系の業界では日々新しい技術が出てきます。
専門分野ではないことも多いでしょう。あるサービスを提供するには得意ではないIT技術を使うことだってあります。いろいろな技術の組み合わせでITサービスが成り立っています。
様々な分野のIT知識を幅広く学べる、理解できる、活用できる視野の広い知識が必要とされます。それは業種関係なくIT系では必要です。
IT企業への就職を目指すなら上記5点のポイントをおさえておきましょう。