マッチング面談・面接とは?
マッチング面談という言葉は聴いたことがありますか?実は大手メーカーにはマッチング面談制度というものがあります。富士通やNEC、シャープ、三菱電機やパナソニック、自動車大手もこのような採用制度をとっているところがあります。
マッチング、この言葉の通りマッチするかどうかの面談です。では何と何がマッチするば採用となるのでしょうか?学生と企業の間にはそれぞれの思いがあり、それが合う学生を選択する面接をマッチング面談といいます。つまり、
学生:持っている興味と技術を活かす仕事
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マッチング
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企業(特定の部署):即戦力として活躍できるコミュニケーション能力・技術力及び将来性
普通の面接・採用とは異なります。通常の面接のように現状の能力及び潜在能力を見て一から育てるというような考え方ではなく、企業はすぐに持っている能力を活用してもらえる、企業に利益をもたらしてもらえる技術者を確保するという思いがあります。
つまり、優秀な人材を確保するためにもマッチング面談というものを選考に採用しています。主にはリクルーターが学生と面談し、受けても良さそうだと思えばマッチング面談を行うことができるのが一般です。
大手メーカーが採用している方式で、なんだかんだで理系大学院の学生が多く採用されているのが現状です。学部生と院生とではやはり差があります。2年の差、そして研究を行ってきているということで技術や論理的思考において大学院生のほうが養われているので有利です。
もちろん企業としては学部生であるとか大学院生であるとか関係はありません。結果的にに多くなっているというのが現状のようです。
大手メーカーを目指しているならばマッチング面談制度での選考も良いかもしれません。
ただし、注意点があります。選考は通常より厳しいパターンが多いです。選考の回数は少ないけど、部署によっては採用人数も少ないため狭き門であるパターンが多いです。
一方で選考の基準が厳しいですが、部署単位で見れば面談を受ける人数は一般選考の何十分の1という数字になることも多いのでチャンスはあります。
マッチング面談制度対策とは?
マッチング面談制度、面接官は人事ではないパターンが多いです。マッチング、部署とのマッチングということになりますので、人事ではなく特定の部署の事業部長であることが多いです。
ですので、通常聞いてくる面接の内容とは異なるでしょう。ポイントは下記の通りです。
- 研究内容を誰にでも分かるように説明できること
- 持っている能力を説明できること
- 志望動機を自身の能力と結びつけて説明できること
- 将来のキャリアプランを説明できること
- 上記において論理的に説明できること
私はある意味で、通常の面接もこれくらいの質問に回答できるように自己分析を突き詰めて行わないとならないと考えます。
また、先ほども申し上げたとおり主には理系学生で企業に自身の学校出身者がいる場合にリクルーターとして訪問されると思うので、リクルーターと接触することが前提です。
マッチングについてはリクルーター経験のある私にお問い合わせください。通常の面接よりも詳しく対策をお伝えできると思います。
ただ、面談制度といえ面接なので、しっかり自己分析をして面接で臆することなく自信を持って発言することが大切です。