自己分析した結果全てまとめてエントリーシートに書く
エントリーシートは履歴書以上にあなたを表現するものです。エントリーシートは自己分析を行った全てをそこに集約する必要があります。なぜなら、面接ではエントリーシートをもとに行われるからです。
違う言い方をすればエントリーシートをまじめにしっかりと書いていなければ面接で聞かれることも予想できず一貫性の無い答えをしてしまう可能性が高まり敗退します。
エントリーシートは面接を自分のペースに持っていくことができる重要なポイントです。エントリーシートをしっかり書いて、面接しやすくすればどんな質問がされるか予想でき、質問を誘導できます。
私の経験上、面接で質問する余地を少し残しておいて、ここを突かれたらこう返すといった答えを用意していました。これだけでも心に余裕を持つことが出来ます。
その代わり、エントリーシートはかなり練って書かないといけません。自己分析をじっくりやった上でエントリーシートを書きましょう。何を聞かれても答えられるように「なぜ・なぜ」の分析をしておかなければなりません。
自己分析で練り上げた自分自身の強みや弱み、得意なこと、そしてそれを裏付ける経験や志望動機、企業研究、全てを凝縮させて記入しましょう。できればそれぞれで一貫性があり矛盾が無い方向に持っていけるとベストです。
例えば、自分自身のこと、それを裏付ける経験、そんな自分自身のことから活かせる職業、職種、業界、それらがあって志望する企業は御社である、といった具合に全てを連続的に繋げると良いです。
エントリーシートはそういった流れを作ることを心がけてください。すべて「なぜなら・なぜ」で繋がるように。
なお、当たり前のことですが、エントリーシートは企業毎に変えてください。
変える部分は志望動機や企業研究した部分です。企業毎に企業研究した上で企業のことを少し書くと印象が変わります。
調べてきてそれを面接で話すのと話さないとでは印象が違います。ある程度の会社愛は持ってほしいと思っており、勤めるなら長く勤めてほしいと思っています。
ですので、企業のことをある程度調べてきてそれで応募してくれているほうが印象が良いですし、がんばってくれるかもという気持ちにさせるでしょう。
以下にポイントをまとめます。
- 面接ではエントリーシートの内容に関する質問が多い
- エントリーシートは自己分析(得意分野や裏付ける経験)、志望動機、企業研究内容、全てが関連していること
- エントリーシートで質問する余地を残してあげる
- エントリーシートに関する質問は全て答えられるようにする
- 応募する企業のことに触れた内容にする
なお、エントリーシートに文字数の指定がある場合は文字数以内に、指定が無い場合は長すぎても読みづらいので300字~500字程度で良いと思います。質問させる余地を残してあげてください。