インターンシップのメリットとは?
最近の学生であればインターンシップという言葉は聞いたことがあると思います。もともとはアメリカの学生が大学休暇中にアルバイトの感覚で会社に入って勉強しつつお金を稼ぐものでした。
日本では基本交通費程度しかもらえませんが、企業もインターンシップ制度をとっているところが増えてきました。実は私は大学3年生のときと大学院1年生のときにインターンシップに参加しました。
大学3年のころは金融系情報システム企業に1ヶ月間通いました。夏休みまるまる使った感じです。大学院1年のころはNTTドコモの研究所に2週間泊り込みでお世話になりました。
どちらも大変勉強になり社会人の働き方やビジネスがどう動いているのか、プレゼンテーションやコミュニケーション方法など幅広く学ぶことができました。
私はインターンシップを強く勧めます。なぜなら先に述べたようにインターンシップで学ぶことが多く、自己分析や面接対策という意味でメリットがかなりあったからです。
自分の特徴を知ることも出来ましたし、インターンシップを経験したという行動力、インターンシップじゃないと学べないことも面接などでアピールできました。
大学のアルバイトで企業に勤めるのとは違います。企業もインターンシップは優秀な学生を獲得する術となっています。
インターンシップでは、アルバイトのような決められた仕事を任せるだけでなく業務経験をさせる(体験させる)というのがポイントで、学生に仕事というものを学んでほしいがために行っています。
そして、自身の企業に興味をもってもらい、優秀であればそのまま採用したいという魂胆です。
私が参加した金融系情報システム企業では最終面接まですっ飛ばした状態でオファーがありました。志望する企業がインターンシップを募っているようでしたら必ず参加しましょう。
なお、インターンシップに参加するためには企業が行う面接にパスしなければなりません。
インターンシップに参加する学生は大学生の場合は、大学2年や3年の人が多いです。そのため、まだ大人になりきれていない、アルバイトの面接とはわけが違うということで落とされる人も多く見てきました。
ある意味では就活並に面接対策や自己分析うなど準備しておかないと採用すらされないケースもあります。プレ就職活動の感覚も味わえるので是非ともインターンシップには参加してください。インターンシップは私の経験上、かなりお勧めです。
以下にインターンシップのポイントをまとめます。
- インターンシップは社会人経験をいち早く体験することができる
- インターンシップ経験は自己分析をする上で自分を知るきっかけとなる
- インターンシップ経験、自己アピールの1つとなりえる
- 志望する企業がインターンシップを募集しているときはその後の採用に有利であるため必ず参加する
- インターンシップで採用する面接は就活の面接の練習になりえる
インターンシップに参加するためにはインターンシップを募集しているか確かめる必要がありますが、たいていは「インターンシップ 企業名」といった形で検索すれば出てくるでしょう。
また、大学や高校の教諭、もしくは就職課(キャリアセンター)に相談すると良いです。大学によってはインターンシップ情報を掲載しているところもありますので、まずは身近なところから相談してみると良いでしょう。