明確なキャリアプランを持とう

キャリアプランとは?

キャリアプランとは何か?Career Plan?

キャリア・・・経歴、生涯の仕事といった意味があります。その計画がキャリアプランです。

つまり、生涯の仕事においてどう経歴を構築していくのかその計画になります。

最近の学生のみなさんに多い考え方としては、将来の仕事はこんなことがやりたい、もしくは何も考えていない、どこかに就職できれば満足という方が多いです。このような考え方では就職すらうまくいかないと私は考えます。

何がやりたいか、それも大切ですが、どのような仕事をしてどう成長をしていきたいかということが大事です。就職できたとしても長続きしなかったり、会社の空気に流されたりで本当に平凡な日々を送ってしまう可能性があります。

キャリアプランの構築は面接対策のひとつ

なぜ、就職をしていない学生のみなさんにキャリアプランを今から持てというのか。上記したように将来仕事をする上で自分を成長するためでもありますが、就職活動に直結した面接対策にもなるからです。

キャリアプランは将来の仕事の仕方や仕事に対してどう歩んでいくのかということを考えていないと、面接で何も語れないからです。面接対策というよりかは自己分析に近いかもしれません。

キャリアプランを明確に、面接官に自分の将来像を伝えよう

ちなみに、私の受けた会社ではキャリアプランを聞かれました。ほぼ100%の確率で聞かれたと思います。

「あなたは弊社でどのような役職、キャリアプランを考えていますか?」と。キャリアプランは基本的には就職先関係なく、自分自身の仕事における将来設計ですが、企業の面接ではこのような問いがあることがあります。

企業の中でのキャリアプランはどうか、と。あなたはどのように答えますでしょうか?その答えは人よって様々です。会社に貢献するためにどうキャリアを積むかということがポイントになります。
例を出します。

「私のキャリアプランとして、5年後には●●事業の専門家と言えるようなり、御社に貢献したいです。その数年後には●●事業を主任級・リーダーの一人として事業を引っ張っていき、売上・利益を拡大させていきたいです。そのためにまずは●●事業に関連する▲▲なら私と呼ばれるよう勉強していきます。・・・」

ちょっと簡単な例でしたが、ポイントは3つあります。

  • やりたいこと、役職まで伝える
  • 時期を明確にする
    • (近い将来で良い。遠い将来は現実からかけ離れ過ぎてイメージし辛い)
  • キャリアのために何をするか伝える

このキャリアプランは意外と大切です。聞かれなくても自分から訴えることも重要です。

牧村 和慶

牧村 和慶Kazunori Makimura

記事一覧

株式会社Crepas 代表取締役
大学院卒業後、複数の大手企業から内定をもらい、大手電機メーカーへ就職。大手通信企業を顧客としてSEや営業として従事。リクルーター活動経験をいかし、IT分野、情報システム企業専門の就活相談ポータルサイト「就活相談室」を立ち上げる。朝日新聞社より、親が就活に介入することについて取材を受けるなど、就活を控えた学生の親御さんからの相談も数多く受けている。

関連記事